【バドミントン】小学生2年生に偶数と奇数を教える【サーブ】

こんにちは、シャトルサークル管理人(@shuttle_circle)です。

バドミントンにおいて、サーバーの立ち位置は偶数か奇数かで違います。

サーバーの点数が偶数のときは右半分から、奇数のときは左半分から打つのですよね。簡単な話です。

ところで、小学1年生や2年生に指導をしていると「偶数」「奇数」がまずわからない…ということに気づきました。そしてその概念を教えるのに少しだけ苦労したので、その過程と解決策をここに書き残しておきますw

「何だそんなこと」と思うかもしれませんが、やってみるとなかなか理解してもらえないものですよ。

もしバドミントンのジュニアの指導者で、同じようなお悩みを抱えている人がいれば参考にしてみてください。

偶数と奇数を覚えてもらおう

「偶数と奇数」

「偶数」と「奇数」がわからないんですよねー。1年生や2年生に向けて「偶数」と「奇数」をどうやってわかってもらえばいいのか四苦八苦しました。

「2n-1なら奇数!」って言えば1年生向きですよ^^…ってそれは中学1年生向けやないかーい!(黙れ

そもそも、バドミントンを初めたばかりの小学1年生や2年生はかなりの割合で「どっちからサーブを打つのかわからない」んですよ。。

したがって子供たちの頭のなかでは3つの処理がなされます。

  1. サーバーが相手なのか自分なのかを認識する
  2. サーバーの点数が偶数か奇数かを認識する
  3. 立ち位置が右なのか左なのかを認識する

試合をスムーズに進めるためには、1つ1つの処理をできるだけ短い時間で完了できるようになってもらわなければなりません。

「2で割り切れる数が偶数」

そんなもん楽勝でしょっておもったんですが、思わぬところで問題発生。小学2年生はまだ割り算を習っていませんでした\(^o^)/

そこで、他の方法を模索します。

「0から2ずつ足していったら偶数」

2, 4, 6, 8, 10(にー しー ろー はー とー)って数えて「2ずつ足していったら偶数!」って伝えました。

しかしこれもうまくいきませんでした。

さっきも言ったように「偶数か奇数かを素早く判断できる」ところまで持っていきたいわけですが、18点とかになってくると0から足してると時間がかかりすぎる…というのが一番の挫折ポイントです。

「2の仲間」

後日、そのリベンジをすることに。

その日は、そもそも「偶数」「奇数」って言葉を使うのをやめました。難しい言葉を使わない。これは1つのポイントかもしれませんw

ちょうどその日は5人の子供を教えていたので、こんなことを言いました。

「5人で2グループ、同じ人数にわかれてみて!」

そうするとある子が「ぼくが分身しないと無理です!」って言ってくれて、すごく話がすすめやすくなりましたww 分身せんでええねんwww

つまり、5人だったら「2人と3人」にしかわけることができません。それに加えて「じゃあ、もしコーチが入って6人になったら?」と聞くと、「3人と3人になれる」と即座に返してくれました。

そこで「2グループに分けて、同じ人数にできるのは2の仲間の数」「2グループに分けて、同じ人数にできないのは2の仲間の数じゃない」と教えてみました。我ながら名案。

それから「じゃあ8人は2の仲間かな?」「7人だったら?」「3だったら?」と、1桁の数をまず攻めていきます。途中から単位を外して「数」として扱うのもポイントかも。

なれてきたら10-20にも挑戦。

最後に一般化。3が2の仲間の数じゃないなら、13も、23も、33も2の仲間の数じゃない。だから一の位だけに注目すればいい…ということを教えると、終わった頃には「偶数」「奇数」の考え方は概ね身についていましたね。

15だろうが22だろうが、「2の仲間の数」かそうじゃないかがハッキリわかってもらえるようになりました。うまくいった日は、心のなかでガッツポーズしてたのはここだけの話w

偶数と奇数さえ理解してもらえればあとはこっちのもの。「点数が2の仲間のときは右から」「2の仲間じゃないときは左から」って伝えればおしまいです。

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考察

一応、今回うまく言った理由を分析すると、以下の3つになると思います。

  1. 「偶数」「奇数」という言葉(難しい言葉)を使わない
  2. 最初は数を概念化しない
  3. 一般化は最後の最後

2日という日数と2羽のキジ、どちらも同じ「2」という数であることに気づくまで、人類は長い時間がかかったのだといいます。1

なので、最初は「2人」「5人」など単位付きで理解してもらいました。まずは2という概念から入らなかったのもうまく言ったポイントだろうと思います。

さらなる問題

予想されるもう1つの難所は、点数を英語でカウントすることですね。これについては1つアイデアがあります。「マジカルカウント」です。ご存じの方もおられるのではないでしょうか。

こういう「論理のハシゴ」をうまくかけてあげることができたとき、すごく気持ちいいですね。バドミントンの指導にも通ずるものがありますが、子供たちって1日の中で本当に信じられないぐらい成長してくれます。

ぼくみたいな大人と違って、本当に未来の可能性に満ちてるよなあと思わずにはいられません。

約1ヶ月後試合に出るためには、技術練習はもちろんのこと、ルール面も最低限理解してもらわないといけません。得点のカウント、サーブ位置、ラインジャッジなどがありますね。

1ヶ月後、どんな姿になっているのか楽しみであると同時に、責任もあります。さーがんばるぞー!


おねがい

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→教えることに従事する人間は一生「勉強中」の身でなければならない

バドミントンのプレイヤーやコーチと「相互にやり取り(シャトル)」する「場(サークル)」にしたい。そんな願いを込めて作ったサイトです。

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  1. [遠山啓『数学入門 <上>』](https://www.amazon.co.jp/dp/4004160049)岩波新書, 1959年。

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ABOUTこの記事をかいた人

1992年生まれで、大阪府出身・在住。バドミントンのプレー歴は13年。指導歴は4年。(公財)日本体育協会の公認上級指導員(バドミントン3級)です。小学生から大人まで、男女問わず初心者から中級者を対象としたバドミントンの指導を仕事の1つとしています。(→さらに詳しく